英語のこと、その2 翻訳メモリについて

棚卸し9日目。金曜のjava-ja忘年会2012に行ったら、id:Crimson_Apple が私のJavaOneのセッション聞いて、実際にArquillianをプロジェクトで回したよ、と言ってくれた。開発時も悪くなかったけど、保守性が素晴らしく、デグレってもすぐに修正できると言っていた。セッションやってよかった。
で、本題。今年の反省の一つは、年初にArquillian Guideの翻訳をちょっとやったものの、そのあと忙しくなってなかなか次に取りかかれなかったこと。翻訳はVim使って完全に手作業でやっていて、あきらかにこれは効率悪いなーと思っていた。ずいぶん前にみんなの翻訳を触ってみたことはあったけど、ちょっと用途があわない気がして、今回は使わなかった。
今年、同じ部署に翻訳の専門家が入ってきて、実際に作業してるところを見てると、みんなの翻訳と似たようなUIのツールを使っていて、どうも翻訳メモリというジャンルのツールらしい。
職場で使っているのは個人のPCに入れるのは面倒そうだったので、Fedoraで使えるのをWikipediaのリストからいくつか探してみたら、OmegaTというのがスタンドアロンで動くようだ。

パラグラフを選択するとそのパラグラフだけ原文と翻訳用の領域が表示されて、その領域を翻訳していくようだ。翻訳メモリだから類似した訳文を検索する機能もあると思うけれど、まだ最初の文書なので参考にならない。今後はこれらも使いながら翻訳の効率を上げていきたい。
以前に翻訳でのgit/githubの使い方を書いたが、このツールを使っているあいだはツール内部でデータを持つのでgitは使えなそう。
他にも、PootleGlobalSightもフリーで使えそう。DBのセットアップとかしないといけないようなので、一人だとちょっと面倒だが、複数人なら当然そうなるわな。