認証技術 パスワードから公開鍵まで
- 作者: Richard E.Smith,稲村雄
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2003/04
- メディア: 単行本
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副題にあるけれども技術要素としてはパスワードからRADIUS、Kerberos、公開鍵、SSLなど。だんだん認証手順が複雑になっていく過程が見て取れ、いかにコンピュータ同士でお互いを認証するのが難しいかが分かる。そういえばソルトって使い方は分かってたけど、有用性はあまり理解してなかった。
前の会社でOpenIDなどの実装を行っていて、ナンスとか認証特有の用語が出てきていたけれども、そういうのもこの本で説明されている認証方式ですでに実装されてたし、サーバー、クライアント間で交換する情報はOpenIDもそんなに変わらないように思った。
今のお仕事も認証まわりでやることはたくさんあるのだが、今年は他のことにかまけてほとんど勉強できなかった。来年はもう少し追っかけて行きたいなぁ。