DevLove新陰流ユーザビリティ勉強会
初めて、DevLOVEに参加できた。
日立SASの柳生 大介氏による、ユーザビリティの勉強会。
ユーザビリティは、人間中心設計の上に成り立つ。「思いやり」という言葉が印象に残った。
ヤコブ・ニールセン
話の中で出てきた、ヤコブ・ニールセンという人を知らなかったので、少し調べてみた。
一冊本が出ていた。しかし、タイトルからするとJakob Nielsen博士のAlertboxの書籍化かな?
ヤコブ・ニールセンのAlertbox -そのデザイン、間違ってます- (RD Books)
- 作者: Jakob Nielsen,舩井淳,奥泉直子,川崎幹人
- 出版社/メーカー: RBB PRESS
- 発売日: 2006/07/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 7人 クリック: 81回
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アクセシビリティ
アクセシビリティは、高齢者や視覚障害者など、ハンディキャップのある人が使いやすいかどうかという考え方。これに関しては、指針と、調査用のツールがある。後述のHARELというサイトではウェブサイトに点数をつける。単純に点がつくものか質問したところ、指針への合致度をはかるので問題ないとのことだった。またHARELは、今の時点では60〜70点とれれば、まぁ及第点とのことだった。
施策
ユーザビリティを調査する施策として、グループインタビューとユーザビリティテスティングが示された。どちらも、人数をかけて行う地道な作業だ。しかし、ユーザビリティに定評のあるAppleは、昔から凄まじい人数をかけてのユーザビリティテストを行ってきたということが、さまざまなメディアで取り上げられている。一番確実で、近い道なのだろう。ニールセン博士によれば、5名以上で80%以上の問題を抽出できるらしい。思ったよりも少ない人数で効果があるようだ。
感想
感想としては、ツールが思いのほか充実していることと、ガイドラインが徐々にできつつあることが印象に残った。自分の仕事に影響を被る日も、そう遠くないのかもしれない。普段はあまり考える余裕のない部分だけに、参考になる勉強会だった。
DevLoveスタッフの皆さん、おつかれさまでした。
適当にググった
- 使いやすいシステムの作り方 - 使いやすいシステムの作り方:ITpro
- ウェブアクセシビリティチェックサイトHAREL
- 富士通ウェブ・アクセシビリティ指針 日本語サイト向け 第2.01版 : 富士通
- 富士通アクセシビリティ・アシスタンス : 富士通
- ACTF - aDesigner
- 電子政府ガイドライン作成検討会
- JIS X8341概要:情報アクセシビリティ国際標準化委員会:INSTAC:JSA
- WCAG2.0関連資料:情報アクセシビリティ国際標準化委員会:INSTAC:JSA
- Silverlightを囲む会 in 大阪#6 - アクセシビリティ概要 :: handsOut.jp
- Mac Dev Center: Apple Human Interface Guidelines: Introduction to Apple Human Interface Guidelines
インターフェース関係で、昔読んだ本
ヒューメイン・インタフェース―人に優しいシステムへの新たな指針
- 作者: ジェフラスキン,Jef Raskin,村上雅章
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2001/09
- メディア: 単行本
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誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)
- 作者: ドナルド・A.ノーマン,D.A.ノーマン,野島久雄
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 1990/02/01
- メディア: 単行本
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