OpenID勉強会

1981sのカレンダーに偶然エントリを見つけたので、なんとなく申し込んでみた。

まとめ

議論の中に自分でも気にしてるところがやっぱり出てて、

の話がどうしても混ざってる。

例えば
docomoOpenIDに対応すればいいのに
 →docomoを信頼するだけであれば、OpenIDである必要は必ずしもないのでは?
・他のサイトへのリダイレクトが警戒される
 →それってSSO全般の話
などなど。

ヨタ話として、ヤマト運輸がOPやって、i-nameを送り状に書いたら自分の所に荷物が届く、というのを披露したけど、これもOP/RPというくくりとはまた外れる話だし。

社内で話した内容とさほど乖離は無い。社内で疑問をもったところは同じく疑問がでて、きっちりと解決策がでるというものでもなかった。

以下、とりとめも無く。

開場は恵比寿のドリコムさんだったのだが、思いっきり迷った…orz
Macを開いたら、なぜかemobileの設定が消えていて、接続できない。携帯は、お知らせのページを見れたものの、画像が小さすぎて判別できない。無線LANが無いかと思ってiPod touchを見たら、FONに繋がったものの、そこから先に進まない。
こんだけガジェットを持っていて、ことごとく嫌われるのもある意味すごい。
なんとか読めない携帯の地図から推測して、たどり着いたときには40分ほど過ぎていた。
・まず入ってすぐのビリヤード台に驚いた。
・参加者は20名弱。半数以上がMacを持っていた。

中身

OpenIDの紹介から入ったのだが、いきなりシーケンスの説明。資料があったが、いろんなページを飛び回るのは、ちょっと分かりにくかったかな。果たしてみんな付いていけるのかと思ったが、活発に質問がとんで、濃い勉強会だった。
一休みして、ZIGOROu氏が昔の資料からプレゼン。内容としては、最初にやっとくとより理解が進んだかなという、分かりやすい内容だった。

参考になった点
  • claimed id が複数のopに対応できること。

言われてみれば当たり前だが、その発想に至ってなかった。

  • safe sign-in
  • infomation cardの対応状況
  • xriは外れるかも、とか。

またOpenIDの外で、意識してなかった用語もかなりあった。

  • social graph
  • xfn
  • data-web
  • foaf
確認しないといけないこと。
  • openidはcommunity iname 以外、パスを持つxriに対応しないといけないのか?

openid4javaは対応してなくて、TODO項目になってたが、どうなんだろう?

フリーのiname提供サービス
  • freexri.com
  • xrid.com
フリーの電話番号提供サービス(米)
  • grand central

また、技術に疎いユーザにどのように訴求するか、という話が出たが、リダイレクトはやはり抵抗が大きい、という話になった。意識しないサイトにとばされると、PCが壊れた、とまで言うユーザがいるそうだ。

懇親会では、話が二つに分かれて、ZIGOROu氏らは、ひたすらIdentity関連の話をしていたようだが、こちらのテーブルでは、つれづれとWebにまつわる話をしていた。検索の話、キャッシュの話などなど。

すでにOpenIDを提供している会社からの参加者もいて、実際の話を聞く事ができた。

  • OPの機能を利用しているユーザは1%程度らしい。
  • まだまだ金にはならない。ログイン画面に広告をつけては?と聞くと、横道にそれるような広告は効果がなさそうとのこと。確かに、RPの情報を見て広告出したら、競合他社の広告を出す事になりそうだ。


会場提供をしていただいたドリコムさん、ありがとうございました。